日本代表が3連勝で勝ち点18として、最終戦の香港戦(23日、香港仔運動場)を残して今大会の優勝を決めた。

 前半2分、CTB田村優(26=NEC)の絶妙なキックパスにWTB福岡堅樹(22=筑波大)が反応して先制トライを奪う。

 12分に1度は7-7の同点に追いつかれるも、5分後にCTB立川理道(25=クボタ)のトライですぐに突き放した。

 アウェーだった第1戦(4月18日)での30失点につながったパス乱れなどのミスは、この日はほとんど見られなかった。ラインアウトからのモールで2トライを奪うなどセットプレーも制圧しての完勝だった。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(55)は「まだまだやるべきことはたくさんある。セットプレーをもっともっと強くしたい」と勝利にも表情を崩さずに話した。