日本ラグビー協会は２５日、今季のトップリーグ（ＴＬ）日程を発表し、リーグ戦は１１月１３日の開幕戦で３連覇を狙うＡ組のパナソニックがサントリーと東京・秩父宮ラグビー場で対戦する。

　日本選手権覇者のヤマハ発動機はＢ組で、同１４日にトヨタ自動車と愛知・パロマ瑞穂ラグビー場で戦う。

　リーグ戦は１６チームが昨季の成績を基にＡ、Ｂ２組に分かれ、１回戦総当たりで実施。各組上位４チームが来年１月９日からの決勝トーナメントに進出する。決勝は同２４日。下位の８チームは順位決定トーナメントに進む。

　トーナメント戦では同点の場合に１０分間のサドンデス方式の延長戦を行い、勝負が付かないときはプレースキックによる対決で決定する。ともに日本協会主催の１５人制国内大会では初の試み。

　今季の日程は、９月開幕のワールドカップや１１月にある７人制のリオデジャネイロ五輪アジア予選、２０１６年から日本が参入するスーパーラグビーとの重複を避けるため、例年より大幅に短縮。プレーオフトーナメントは行わず、年間の順位はリーグ戦後のトーナメントで決める。１６～１７年シーズンの開催方式は未定。プレシーズンマッチは９月４日から行われる。