学生スポーツの祭典、ユニバーシアード夏季大会に出場する日本選手団の本隊が30日、開催地の光州入りした。

 ソウルの金浦空港に到着した日本選手団は、韓国で感染が広がった中東呼吸器症候群(MERS)の予防のためにマスクを着用して移動した。

 ただ、空港の様子は普段と変わらず、卓球の大島祐哉(早大)は「現地の人がマスクをしていたら気になったと思うが、日本人しかしていなかった」とやや拍子抜けの様子だった。卓球の男子チームは仁川でのワールドツアー、韓国オープン出場後に選手団に合流する予定。

 7月1日には選手村で入村式が行われる。大会は開会式前日の2日からサッカーなど一部競技が始まり、14日まで18競技が行われる。日本は358選手が出場する。