水泳の世界選手権金メダリストの渡部香生子(18=JSS立石)瀬戸大也(21=JSS毛呂山)の早大生2人と、同じく金メダリストで早大卒業生の星奈津美(25=ミズノ)は8日、都内の早大を訪れ、鎌田薫総長に、メダル獲得を報告した。

 渡部は女子200メートル個人メドレーで銀、200メートル平泳ぎで金メダル、瀬戸は男子400メートル個人メドレーで金、星は女子200メートルバタフライで金メダルを獲得した。

 前半戦不調で、渡部と星の金メダルを見た瀬戸は「早稲女(わせじょ)に負けたら早稲男(わせだん)として恥ずかしい。全力を尽くした」と早稲田魂を強調した。今回の世界選手権のメダリストはすべて早大生。鎌田総長は「歴史に残る快挙」と選手たちをたたえた。報告会には、早大OBで東京五輪・パラリンピック会長の森喜朗氏らも出席した。