2020年東京五輪・パラリンピックのシンボルマークとなる公式エンブレムが白紙撤回となった問題で、新しいエンブレム選考に向けて大会組織委員会が設置する「準備会」の座長に、東京芸術大の宮田亮平学長(70)が就任することが15日、関係者への取材で分かった。18日に準備会の初会合を開き、新エンブレム選考の本格的なスタートを切る。
準備会は外部の識者で構成し、元女子テニス選手の杉山愛さんや慶応大大学院特別招聘(しょうへい)教授の夏野剛氏、元検事総長の但木敬一弁護士らが入る。
準備会は、旧エンブレム選考の検証や新エンブレムの基本方針決定、選考基準の策定や選考を行う「エンブレム委員会」の人選を担う。組織委は座長について「五輪・パラリンピックやデザインに見識がある人を選ぶ」としていた。宮田学長は組織委の文化・教育委員会で委員長を務めている。
佐野研二郎氏がデザインした作品に決まった前回の選考では、七つの主要デザイン賞のうち二つ以上を受賞した人に応募資格を限定したことや、審査委員全員を組織委が決めたことに批判が集まったため、新エンブレムは外部の有識者が主導して選ぶ方針が示されていた。



