日本ラグビー協会は30日、6月11日(日本時間12日)のカナダ戦(バンクーバー)と18日(豊田ス)、25日(味スタ)のスコットランド戦2試合の計3試合に臨む日本代表メンバー33人とバックアップメンバー8人を発表した。

 スーパーラグビーのレッズ(オーストラリア)でプレーするFB五郎丸歩(30)は21日のサンウルブズ戦で右肩を脱臼した影響で、またチーフス(ニュージーランド)でプレーするNO8リーチ・マイケル(27)も同日のレベルズ戦で手の親指を脱臼した影響でそれぞれ代表から外れた。

 7人制トンガ代表の経験を持っているという理由で出場資格を持たないまま選出されていた大東大のホセア・サウマキについては、日本協会が統括団体のワールドラグビーと交渉を続けたが、今回は資格を得られなかった。薫田真広強化責任者は「必要な戦力であることは変わりない。少しでも早く資格が取得できるように今後も交渉を続けていく」とコメントした。

 メンバーは以下の通り。

 ▽FW(17名):安藤泰洋(トヨタ自動車)、稲垣啓太(パナソニック)、宇佐美和彦(キヤノン)、大野均(東芝)、垣永真之介(サントリー)、木津武士(神戸製鋼)、小滝尚弘(東芝)、ツイ・ヘンドリック(サントリー)、畠山健介(サントリー)、細田佳也(NEC)、ホラニ龍コリニアシ(パナソニック)、堀江翔太(パナソニック)、アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコミュニケーションズ)、三上正貴(東芝)、森太志(東芝)、谷田部洸太郎(パナソニック)、山本浩輝(東芝)

 ▽BK(16名):内田啓介(パナソニック)、小野晃征(サントリー)、児玉健太郎(パナソニック)、マレ・サウ(ヤマハ発動機)、笹倉康誉(パナソニック)、茂野海人(NEC)、立川理道(クボタ)、田中史朗(パナソニック)、田村優(NEC)、中村亮土(サントリー)、野口竜司(東海大)、パエア・ミフィポセチ(NTTドコモ)、カーン・ヘスケス(サニックス)、ティム・ベネット(キヤノン)、松島幸太朗(サントリー)、松田力也(帝京大)、

 ▽バックアップメンバー:浅原拓真(東芝)、伊藤鐘史(神戸製鋼)、金正奎(NTTコミュニケーションズ)、具智元(拓大)、堀江恭佑(ヤマハ発動機)、矢富勇毅(ヤマハ発動機)、山下一(豊田自動織機)、山中亮平(神戸製鋼)