16日から始まる男子テニスの国別対抗戦、デ杯ワールドグループ入れ替え戦の日本-ウクライナ戦の組み合わせ抽選が15日、会場の大阪・靱(うつぼ)テニスセンターで行われた。

 注目のシングルス世界ランク5位錦織圭(26=日清食品)は第1日(16日)のシングルス出場を回避。第2日(17日)のダブルスに名を連ねた。

 第1日の出場が有力視されていたが、日本代表の植田監督は「疲れが残っている。昨日の練習を私の目で見て、もう1日必要だと思った。若い2人(ダニエル、西岡)も非常にいい。最終的にそういう決定にした」と理由を語った。錦織は「初日に出ないのは不思議な感覚。ダブルスに(向けて)まずは集中して取り組みたい」と意気込んだ。

 16日のシングルスはダニエル太郎-アルテム・スミルノフ、西岡良仁-イリヤ・マルチェンコの2試合。出場選手変更が可能な第2日は錦織圭、杉田祐一組-ダニロ・カレニチェンコ、セルジー・スタホフスキー組のダブルス1試合。同じく出場選手変更可能な最終日のシングルスはダニエル太郎-イリヤ・マルチェンコ、西岡良仁-アルテム・スミルノフとなった。