フィギュアスケートのジュニアGP第5戦スロベニア大会で2位となった本田真凜(15=大阪・関大中)が26日帰国し、乗り継ぎ便から大阪・伊丹空港に降り立った。

 ショートプログラム(SP)が57・79点の4位と出遅れ、年下の紀平梨花に優勝を譲る形になった。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)初成功で頂点に立った紀平に対しては「おめでとうとは思うけれど…」と複雑な心情をのぞかせた。

 課題はSPの出来と捉える。「今日から練習します。ジャンプを失敗しない。練習ではうまくいっているけれど…。後は練習通りにできるように頑張りたい」。ライバルの存在を刺激に、巻き返しへのスイッチを入れた。