女子テニスのクルム伊達公子(45=エステティックTBC)が27日、離婚を発表した。

 自身の公式ブログで「2人で長い時間をかけて話し合い、これからは別々の道を進むことを決めました。16年間共に過ごしてきた中で、2人の人生に変化が出てきたことにいつしか気づき、この先のまだまだ長い人生を考えると、別々の道を歩むことがいいのではないかという結論に至ったのです」と理由をつづった。

 伊達は01年12月、自動車レーサーのミヒャエル・クルム氏と結婚。現在は手術した左膝のリハビリ中で来年の復帰を目指している。

 ◆クルム伊達公子(だて・きみこ) 1970年(昭45)9月28日、京都市生まれ。6歳でテニスを始め、兵庫・園田学園高3年で22年ぶりの高校総体3冠。卒業と同時にプロに転向。全米以外の4大大会ですべてで4強入り。96年フェド杯で世界1位のグラフを破る大金星を挙げた。同年9月に引退。08年4月に現役復帰表明。ツアー通算シングルス8勝。自己最高世界ランクは日本人最高の4位。164センチ、53キロ