男子テニスで世界5位の錦織圭(26=日清食品)が、来年9月22~24日に開催予定の欧州選抜対世界選抜のレーバーカップ(チェコ)に出場しない意向であることが13日、分かった。レーバーカップはフェデラー(スイス)が提唱。ゴルフのライダーカップのような地域対抗団体戦を計画している。

 現在、トップ10にいる欧州以外の選手は4位のラオニッチ(カナダ)、5位の錦織の2人だけ。世界選抜では、錦織もエース格になると見られていたが、全米直後で10月の楽天オープン前という、錦織にとって大事な時期だけに、参加を見送る方針だ。

 同大会はフェデラーのマネジメント会社が運営。すでにナダル(スペイン)の参加が発表されており、欧州選抜の主将がボルグ(スウェーデン)、世界選抜の主将がマッケンロー(米国)となる。大会名は史上ただ1人、2度の年間4大大会全制覇を達成したロッド・レーバー(オーストラリア)から名付けられた。