全柔連は７日、福岡市内の福岡武道館で全日本選抜体重別選手権（４月５～６日、福岡国際センター）の抽選会を行った。北京五輪代表争いでし烈な争いを繰り広げる男子１００キロ超級の１回戦は棟田康幸（警視庁）と高橋和彦（国士舘大）、井上康生（綜合警備保障）と立山広喜（国士舘大）、石井慧（国士舘大）と片渕慎弥（日本中央競馬会）、高井洋平（旭化成）と生田秀和（綜合警備保障）が対戦。順当に勝ち上がると準決勝で棟田と井上、石井と高井の五輪代表争いの４強対決が実現する。

　男子日本代表の斉藤仁監督は「（五輪代表の）可能性という意味では４人にある」と明言。同選手権を終えた時点で男子６０～１００キロ級までの６階級、女子４８～７８キロ級までの６階級の計１２階級の五輪代表が決まる。