陸上の各種目上位選手が争う世界ファイナル(13、14日・シュツットガルト)の男子ハンマー投げで室伏広治(ミズノ)が出場権を得ていたことが12日、分かった。ただ連絡の行き違いで本人も出場できることを同日に知ったため、14日の競技に間に合うか微妙な状況だ。

 出場権を得るには国際陸連(IAAF)が指定したグランプリなどの大会で好成績を収め、ポイントを獲得することが必要。故障を抱える腰の不安などで今季の海外遠征を控えた室伏は、ポイントは不十分だったが、同陸連が主催者推薦で出場権を与えていた。