<スピードスケート:世界スプリント選手権>◇最終日◇18日◇モスクワ

 長島圭一郎(26=日本電産サンキョー)が139・720点の総合2位で日本人男子8年ぶりの表彰台に立った。最終種目前で総合首位に立っていたが、最後の1000メートルで8位に終わり、優勝をシャニー・デービス(米国)に奪われた。87年の黒岩彰以来、日本人史上2人目の優勝は惜しくも逃した。それでも01年の清水宏保以来、日本人男子として表彰台に上った。小原唯志(日本電産サンキョー)は7位、中嶋敬春(十六銀行)は23位。女子は王北星(中国)が初優勝した。日本勢最高は吉井小百合(日本電産サンキョー)の7位。新谷志保美(竹村製作所)が8位、岡崎朋美(富士急)が13位で、10年帯広大会での出場枠4獲得のための「16位以内に3人」のノルマをクリアした。