レスリング男子フリースタイル60キロ級の北京五輪銅メダリスト、湯元健一(綜合警備保障)が21日の全日本選抜選手権を欠場することが19日、分かった。所属先の大橋正教監督によると1月に手術した腰の回復が十分でないため。

 湯元は昨年末の全日本選手権も欠場しており、9月の世界選手権(デンマーク)出場の可能性がなくなった。大橋監督は「目標はロンドン五輪。12月の全日本選手権に万全で復帰させたい」と話した。