<ユニバーシアード夏季大会>◇5日目◇5日◇セルビア・ベオグラード

 競泳男子100メートル背泳ぎ準決勝で入江陵介(近大)は準決勝で大会記録を更新する52秒87で、全体のトップで決勝に進出した。

 予選のデサント社改良型と違い、スピード社の水着を着た。折り返しで25秒76を刻んだことを知らされると「(自己)ベストだ」と声を弾ませた。予選も前半に好タイムを刻んでおり、課題とした序盤の泳ぎに確かな手応えを得た。

 プールサイドで見守った奥野コーチが「かなり好調。余裕を持っている」と評す仕上がりぶりで、本人も「後半の動きが良くなかった。いい課題を見つけながら(調子を)上げられている」と頼もしい。6日の決勝はさらに好記録が期待できそうだ。