東京都の石原慎太郎知事は16日の定例記者会見で、2020年夏季五輪招致を長崎市と検討している広島市の秋葉忠利市長から電話があり「いくらでも協力します」と話したことを明らかにした。近く上京する秋葉市長と面会するという。
知事は14日、「唯一の被爆国である日本が広島、長崎でやる意味、意義は非常にあると思う」と評価。知事によると、秋葉市長は16日、電話で「温かい、友情にあふれる発言でありがとうございました」と話したといい、知事は会見で「逐一、わたしたちのノウハウを提供したい」と述べた。
国際オリンピック委員会(IOC)は共催に否定的な見解を示しているが、知事は「広島が主催都市になり、女子マラソンなど花形競技を長崎が受け持つような形だったら、通るんじゃないか」とも伝えたという。
知事は東京の再挑戦に「(来年とされる国内の招致都市決定の)タイムリミットがあるのなら、それまでに東京の姿勢を決めなくちゃいけない」と話した。(共同)



