日本体協や日本陸連の会長を歴任してスポーツ界の発展に貢献し、5月30日に94歳で死去した青木半治・日本陸連名誉会長のお別れの会が11日、東京都内のホテルで開かれ、高橋尚子さん、室伏広治(ミズノ)野口みずき(シスメックス)の陸上五輪金メダリストや、政財界の関係者ら約1300人が訪れて故人をしのんだ。

 砲丸投げの元日本王者で、陸上界の重鎮として1991年世界選手権東京大会の開催や、マラソンの発展に尽力した。高橋さんは「全国都道府県対抗女子駅伝など、強化のために青木先生がつくった道を歩かせてもらった。すべてを導いてくれたのが先生」と感謝し、涙ぐんだ。

 室伏は「同じ投てき選手として親子2代でお世話になった。僕ら次世代の選手が引き継いでいくことが一番の恩返しになる」と神妙な面持ちで、野口は「わたし自身も女子マラソンを明るく照らし続けられるように復活したい」と誓った。