7月の競泳世界選手権(上海)で金メダルを狙う男子背泳ぎの入江陵介(近大4年)が26日、欧州GP6冠を引っ提げ、凱旋(がいせん)帰国した。3大会で100メートル、200メートルを完全制覇。うち大会新記録が5つという圧倒的な強さに、会場では常にライバル国の分析ビデオに囲まれたという。入江は日焼けした顔で「大きな泳ぎで速く泳げたことが一番の収穫。今は水泳とうまく向き合えています」と絶好調宣言まで飛び出した。