国際ボブスレー・トボガニング連盟(FIBT)は16日、韓国の平昌で開いた総会で平昌開催が決まった2018年冬季五輪で、韓国と北朝鮮によるボブスレーの合同チーム結成を支援すると発表した。聯合ニュースが伝えた。

 同ニュースによると、FIBTは南北の2選手ずつの計4人がチームをつくって出場することを後押しし、チームが結成されれば練習などの面で最大限の支援を行う方針を決議した。スポーツが世界平和に寄与できることを示すのが狙いで、今後、韓国側と具体的な協議を進めていくという。

 ただ、北朝鮮にはボブスレー選手がおらず、政治的な問題も山積することから「実際に実現するかは未知数」と報じた。