ノルディックスキーのW杯ジャンプ札幌大会(28、29日)を控え、有力選手が27日、札幌市内で記者会見し、今季表彰台に3度上がっている伊東大貴(雪印メグミルク)は「条件に左右されないように自分が飛べれば、成績はついてくる」と抱負を述べた。

 4日に初の表彰台となる3位に入った竹内択(北野建設)は「風が荒れるので、できることをやるのが大事な台。自分はついていると思って飛びたい」と語った。今季のW杯総合トップのアンドレアス・コフラー(オーストリア)は「2本いいジャンプをそろえたい」と意欲的だった。

 27日は個人第16戦の予選が行われ、日本勢は免除されている伊東以外の11人が飛ぶ。