レスリング女子日本代表合宿が20日、都内で公開され、英国メディアを含めて80人以上の報道陣が詰め掛けた。既に五輪代表に決まっている55キロ級で3連覇に挑む吉田沙保里(29=ALSOK)は「五輪が近づいてきたと感じる。期待に応えないといけない」と気を引き締めた。

 63キロ級で3連覇が懸かる伊調馨(27=ALSOK)は、専属の練習パートナーも決まり「今までは結構、1人ぼっちで練習していた部分が多い。話し相手がいると自分も落ち着く」と話した。48キロ級の小原日登美(31=自衛隊)は「自分から攻めて、ポイントを取ることが課題」と、テーマを持って取り組んでいた。