<テニス:全米オープン>◇最終日◇10日◇ニューヨーク・ナショナルテニスセンター

 男子シングルス決勝はロンドン五輪金メダルで第3シードのアンディ・マリー(英国)が2連覇を狙った第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を7-6、7-5、2-6、3-6、6-2で破り、4大大会初優勝を果たした。同種目で英国勢の4大大会制覇は1936年の全米王者のフレッド・ペリー以来で76年ぶりの快挙。

 5度目の4大大会決勝進出となったA・マリーは全米の決勝で史上最長記録に並ぶ4時間54分の接戦を制し、優勝賞金190万ドル(約1億4820万円)を獲得した。同種目で五輪と全米の連勝は史上初。

 ジョコビッチは1月の全豪オープンに続く4大大会通算6勝目はならなかった。