14日のW杯第4戦(ラムソー=オーストリア)で今季2勝目、通算3勝目を挙げた女子ジャンプの高梨沙羅(16=グレースマウンテン・インターナショナル)ら日本代表のメンバーが16日午前、成田空港に帰国した。

 第2、3戦は1年2カ月後に迫ったソチ五輪(ロシア)会場で本番のジャンプ台を経験。この2戦では優勝こそ逃したが、表彰台は確保した。「アプローチが難しい」と踏み切りのタイミングにも影響するが「飛べる機会があって良かったです」と収穫を口にした。総合優勝争いでもトップを走り、五輪メダルの期待がますます高まる。17日から北海道合宿に入り、年明け3日に再びW杯参戦のため渡欧する。