ノルディックスキーの世界ジュニア選手権女子ジャンプの個人で連覇を果たした高梨沙羅(16=グレースマウンテン・インターナショナル)が29日午前、欧州から成田空港に帰国した。

 帰国のたびに取材陣が増え、この日はテレビカメラ4台含む50人近くの報道陣が集まった。到着後、札幌へ空路、移動するためチェックインの手続きが遅れ、新千歳空港への搭乗時間まで15分ほどしかない慌ただしい中、取材にきっちりと対応。

 「レベルの高い大会で勝ててうれしかった。後半戦も気を抜かずに臨みたい」などと答えた。

 2月2日から札幌2連戦、9日からは山形・蔵王での2連戦とW杯国内4連戦に臨む。「応援してくれる人にも楽しんでもらえるよう、自分も楽しみたい」と話した。