<男子テニス:マスターズ・パリ大会>◇29日◇パリ

 シングルス2回戦で世界ランキング19位の錦織圭(日清食品)は同9位で第8シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)に1-6、7-6、7-6で逆転勝ちし、3回戦に進んだ。2時間27分に及ぶ接戦を制した。

 第1セットは相手の強打に苦しめられて一方的に失ったが、第1サーブの確率を上げた第2、3セットをともにタイブレークの末に奪った。3回戦は第9シードのリシャール・ガスケ(フランス)と対戦する。

 錦織の話

 第1セットは相手がいいプレーをして手も足も出なかったが、第2セットからプレーのレベルを上げることができた。最後のタイブレークはラッキーポイントもあったが、勝つことができて本当にうれしい。