超党派のスポーツ議員連盟の遠藤利明幹事長は27日、東京都内で講演し、スポーツ行政を一元的に担うスポーツ庁の創設について「5月中に議連の方針を決め、今秋の臨時国会で法律を通してもらう。できれば来年1月、遅くとも4月に発足させたい」との意向を示した。長官は「民間からと思っている」とした。

 スポーツ庁は2011年に成立したスポーツ基本法に設置を検討することが盛り込まれ、政府は文部科学省の下部組織の外局として創設する方針。

 遠藤氏は競技団体による不適切な経理が発覚していることにも触れ「これを機会に資金の流れも整理したい」と述べた。