<女子7人制ラグビー:太陽生命セブンズシリーズ横浜大会>◇最終日◇20日◇横浜・YC&ACグラウンド

 国内初の女子7人制ラグビーのシリーズ大会で、5月の竜ヶ崎大会、6月の札幌大会に続き、アルカスクイーン熊谷が優勝し、全3戦を制する完全制覇を成し遂げた。熊谷は、決勝で8トライ3Gの猛攻で、ラガールセブンを46-5で圧倒した。日本代表で、京大卒の竹内亜弥主将(27)は「全勝で飾れて本当にうれしい」と優勝カップを高らかに掲げた。

 熊谷は、立正大女子ラグビー部を母体に、今年の4月に創部。今大会では7人の日本代表がメンバーに名を連ねた。

 男女の7人制ラグビーは、16年リオデジャネイロ五輪から新競技として採用され、20年東京五輪でも行われる。今大会は、女子の強化を目的に、各大会8チームが参加して全3戦で行われた。来年は、1戦増やして、全4戦で行われる計画もある。