<ミキプルーンスーパーカレッジバレー2013全日本バレーボール大学選手権>◇最終日◇8日◇大田区総合体育館◇男子決勝、3位決定戦

 早大が3-0のストレートで日体大を下し、61年ぶり4度目の優勝を果たした。3位決定戦もストレートで順大が明大に勝利した。最優秀選手には早大主将の吉村康佑(4年)が選ばれた。

 試合は終始早大ペース。エース七里幸洋(4年)が16得点をマークするなど準決勝に続く活躍を見せた。MIP賞(試合で最も印象的な選手)に輝いた七里は「自分がしっかり決めないと勝てないと思ってやった」と念願の日本一に笑顔を見せた。

 チームをけん引し、MVPとなった吉村も9得点と奮闘した。「筑波戦、慶応戦ではできなかった早稲田らしいバレーが、準決勝と決勝ではできた。アナリストのおかげで選手がコートで躍動できた」と全員で勝ち取った勝利を強調していた。【男子決勝】

 早大3(25-20、25-20、25-17)0日体大【男子3位決定戦】

 順大3(25-16、25-22、25-18)0明大◆男子個人表彰▽最優秀選手

 吉村康佑(早大)▽敢闘

 渡辺大地(日体大)▽ベストスコアラー

 七里幸洋(早大)▽スパイク

 小宮雄一郎(日体大)▽ブロック

 広瀬優希(順大)▽サーブ

 七里幸洋(早大)▽セッター

 山口頌平(早大)▽レシーブ

 峯村雄大(日体大)▽リベロ

 本間隆太(早大)▽優勝監督

 吉井勝彦(早大)

 <主催>日本バレーボール協会、全日本大学バレーボール連盟、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社、ジェイ・スポーツ<特別協賛>三基商事