ハダカはダメよ。バドミントン女子ダブルスで北京五輪出場が確定した小椋久美子、潮田玲子(ともに24=三洋電機)組が17日、欧州遠征から関西空港へ帰国した。前日16日に日本一に輝いた同じ三洋電機ラグビー部の熱烈オファーを受けている“合コン”について、オグシオを指導する喜多努監督(42)から条件付きでゴーサインが出た。

 空港で同僚たちの快挙を伝え聞いた2人は「すっごーい!」と顔を見合わせた。小椋は「鳥肌が立った。海外でも(試合結果を)チェックしてたから」と感動した様子。自身の五輪出場と併せて2重の喜びにわいた。

 “合コン”計画もついに動きだした。喜多監督は「トップ選手同士の意見交換の場になれば」と北京五輪後の開催を許可。一方でラグビー部には「宮本監督みたいな紳士ばかりでないと」と注文をつけた。

 脳裏には苦~い思い出がある。10年ほど前にも両部で同様の懇親会を開催したが、一部ラグビー部員が場を盛り上げたいため?

 宴会芸で服を脱ぎ始め、女性陣を赤面させたという。「脱ぐのはね…。美女軍団を猛獣のオリに入れるようなものだから」とジョークを交えてクギを刺した。

 潮田は「あと5カ月でやれることをやりたい」。紳士淑女の交流の場へ、メダルを手みやげにしたいところだ。【太田尚樹】