<bjリーグ:仙台89ERS66-51富山グラウジーズ>◇15日◇第12戦◇仙台市体育館

 仙台89ERSが富山グラウジーズを、チーム歴代最少失点で下した。第2クオーター(Q)を9点に抑えられ、前半終了時点で23-25の苦しい展開。第3QにG/Fデメトリアス・グワンズ(23)が、フリースローで6点を挙げるなどチームで21点を奪うと、守っても富山を8点に抑え一気に逆転した。

 第2Qの劣勢を忘れさせるかのように、グワンズが敵陣に切れ込む。前日は策なく抑えられた富山のゾーンディフェンスに、何度もアタック。ファウルを誘い全19点中10点をフリースローで挙げた。「流れの中でのシュートが悪かったので、狙って仕掛けた」とグワンズ。頭脳的プレーでチームを救った。

 前日は許してしまった富山の速攻の阻止と、ルーズボールの処理を、この日は徹底。ミスも誘発し、公式戦通算194試合でチーム史上最少の51点に抑えた。それでも浜口ヘッドコーチ(HC)は「40点台に抑える力はある」と満足はしていなかった。

 今季12戦を終え、東地区のチームとひと通り顔を合わせた。現在2位。連敗を喫した首位浜松とは、6試合を残している。浜口HCは「ミスを減らさなければ…」と、あえて苦言を呈した。【湯浅知彦】