男子体操の世界選手権(10月・中国)に出場する日本代表が2日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開し、白井健三(18=神奈川・岸根高)が好調ぶりを見せつけた。6種目の通し練習を行い、得意のゆかでチーム最高の16・300点をマークするなど合計88・200点を記録。先月17日に同点優勝した全日本ジュニアの得点(87・700点)を超え、「80点。いい感じでした。出しどころを間違えました」と苦笑いした。先月24日に18歳の誕生日を迎えたばかりで、兄晃二郎さんから腕時計を贈られたことを明かし「私服がださいので」と笑った。また、世界王者の内村航平は6種目合計92・600点と、抜群の安定感を発揮した。