<高校ラグビー:東福岡20-12伏見工>◇準々決勝◇3日◇花園

 連覇を目指す東福岡(福岡第1)が伏見工(京都)を破り、5年連続4強進出を決めた。前半6分、SH岩村昂太(2年)がPGを決めて先制。伏見工の粘りで3点差の接戦となったが、最後は後半24分にSO布巻峻介(3年)が相手を突き放すトライを決めて逃げ切った。「伏見工は花園で見えない力を発揮する。それにうちかって自信になったと思う」と谷崎重幸監督(52)は接戦を制した選手をたたえた。布巻は「PGの3点が大きかったと思います。自分のサポートが遅れてトライにつなげられたので、次は失点をなくしたい」と2年連続決勝進出へ課題を挙げた。