<ラグビー・全国大学選手権:帝京大23-17慶大>◇20日◇1回戦◇秩父宮

 対抗戦で初優勝した帝京大が、慶大に競り勝って初戦を突破した。10月の対戦では5-5で引き分けた相手。PGで先制されたが、インゴールへのキックをWTB鎌田が抑えて逆転。後半2分にはスクラムトライ、その後はPGを追加した。終盤に2トライを奪われたものの振り切った。「前回は意識しすぎて自滅した。今回は自分たちのラグビーができた」とゲーム主将のCTB井本。一方、初戦敗退の慶大花崎主将は「勝ちにこだわったが力量不足だった」と肩を落とした。