日本ラグビー協会は14日、タグラグビーを19年度までに全国2万2000の小学校に紹介、普及する計画を発表した。11年から施行される小学校学習指導要領解説書(体育編)にタグラグビーが記載されたことを受けての活動で、小学館とタイアップして行う。小学館は教育者、一般向けのタグラグビー関連の書籍発行などで展開する。タグラグビーは年少者、初心者向けの球技で1チーム5人。選手は腰に2本のタグ(リボン)をつけてプレーし、相手はタグを取ることで、タックルの代わりとする。4回取られると攻撃権が移る。得点はトライ(1点)だけで、ボールを直接奪い取ること、走ってくる相手の体に触れて止めることなどは禁止されている。