ラグビーの大学選手権で初優勝した帝京大が14日、東京・八王子市内のキャンパスで報告会を行った。一般学生200人以上が集まった前で、岩出雅之監督(51)とフィフティーンがあいさつし、優勝トロフィーなどを披露した。

 同大では空手や女子柔道などの優勝はあるものの、球技での大学日本一は初。向井久了(ながのり)学生部長(65)は、これを機に他部も含めたトロフィーなどを飾る「優勝コーナー」を、キャンパス内に新設する構想を明かした。同大に改修計画があることから「そういう展示施設を設けることを、大学に進言したい」。現在は本館の展示棚に並べているが、他部の活躍もあって手狭になっている。岩出監督はトロフィーなどを「多くの学生に見てもらえれば」と話していた。