日本相撲協会は8日までに、基本動作をトレーニングにした「相撲健康体操」を8月上旬から土、日を除く15日間にわたって東京・両国国技館で実施することを決めた。

 参加費は無料で、年齢や性別は問わない。夏休みでは初めての試みで、4日の「初日」からお盆休みを挟んで29日が「千秋楽」。午前7時半から30分間、相撲教習所の指導員の親方や力士と一緒に汗を流す。総合企画部長の伊勢ノ海理事(元関脇藤ノ川)は「ラジオ体操に対抗かな。相撲の動作を学び、少しでも相撲に親しんで健康になってもらいたい」と話した。

 1日ごとに、配布したカードにスタンプを押す。8日間以上出席して“勝ち越し”た参加者には「未定だけど、何かいいことがある。全勝優勝したら、もっといいことがあるよ」(伊勢ノ海理事)とのことだ。