横綱朝青龍(29=高砂)が、5日ぶりに公の場に姿を現した。30日に東京・両国国技館で行われた元前頭皇司の若藤襲名披露大相撲に出席。力士代表としての断髪や土俵入り、白鵬との取組などを行った。

 初場所中に「マネジャー」に暴行したとして25日に武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)から厳重注意された。だがその後、暴行相手が「一般人」だったことが発覚。29日には横綱審議委員会(横審)の鶴田委員長が「厳罰」を求めるなど、解雇も免れない状況にある。

 支度部屋では力士と談笑する場面もあったが、報道陣の問いかけには無言だった。