川端達夫文部科学相は18日の記者会見で、日本相撲協会が設置した外部調査委員会が、賭博への関与を自己申告した力士ら65人について調査を進め、6月末をめどに結果を公表する見通しを明らかにした。

 調査委は、力士の氏名公表や名古屋場所への出場の可否についても判断を示す方向。委員には民事介入暴力の専門家も加わるという。川端氏は相撲界の一連の不祥事について「力士にとってもファンにとっても、安心して名古屋場所に臨める環境づくりが大事だ」と述べ、適切な対応が必要とする考えを示した。