日本相撲協会の公益法人制度改革対策委員会が28日、東京・両国国技館で開かれた。ガバナンス(組織統治)の整備に関する独立委員会との連携を図る作業部会のメンバーとして、錣山親方(元関脇寺尾)ら各一門から5人の親方を候補に挙げた。今後は外部有識者を加え、30日の理事会で正式承認される。

 同委員会は、昨年2月と5月に会合を開いたきり、活動が停止していたが、このたび再開。公益法人に認定されるための対策について検討していく。