八百長問題に揺れる大相撲が24日、熱心なファンからの心温まるプレゼントで激励された。愛知県の老舗和菓子メーカーを通じて「がんばれ大相撲」と焼き印が押されたどら焼きが、日本相撲協会や大島部屋など23部屋に届けられた。メーカーによると、特別注文を受けて約700個を製造した。相撲協会は送り主を朝日山部屋の後援者としているが、氏名は不明。短いメッセージを付けた粋な心遣いに、幕内旭天鵬(大島部屋)は「元気が出るよね。食べるのがもったいないくらい」と喜びながら、笑顔でかぶりついた。