日本相撲協会は1日、3人の外部役員が就任したと発表した。理事は元NHK会長で前横綱審議委員会委員長の海老沢勝二氏(77)と元東京地検特捜部長で弁護士の宗像紀夫氏(70)の2人、監事は真言宗の僧侶で高野山高校長の岡部観栄氏(62)。海老沢理事は「伝統文化を後世に残し、世界へ広めていきたい」、宗像理事は「危機管理の面でできる限り貢献したい」、岡部監事は「長い歴史のある相撲の世界が心を取り戻せるよう協力したい」と、それぞれ抱負を述べた。