大相撲夏場所で初優勝を飾った西前頭7枚目の旭天鵬(37=友綱)が21日、都内の友綱部屋で、一夜明け会見を行った。やや眠そうな表情ながらも「良かった。正直、優勝できるなんて思ってなかった」と笑顔を見せた。優勝決定戦は幕下、十両で経験があるが、ともに負けており「縁がないかと思っていた」と明かした。友綱部屋には浅香山親方(元大関魁皇)がおり、最多勝の1047勝を目指すかと聞かれると、さすがに苦笑い。「どれだけ先なのさ。無理無理」とけむに巻いた。