大相撲初場所(来年1月13日初日・両国国技館)の番付編成会議で28日、ともにモンゴル出身2力士が新十両に決まり、弟子がわずか2人の鏡山部屋から関取となった鏡桜(24)は記者会見で「(昇進を)スタート地点として、また一から頑張りたい」と抱負を口にした。

 鏡桜は入門10年目での新十両で、所要56場所は外国出身力士で6番目のスロー昇進。

 東龍(25=玉ノ井部屋)は九州情報大出身者として初の新十両となった。「魁皇関(現浅香山親方)みたいに、上手を取って前に出ながら投げる相撲を取りたい」と目標を語った。