横綱白鵬(29=宮城野)、大関稀勢の里(28=田子ノ浦)らと日本最大の豪華客船「飛鳥2」で2泊3日の船旅をする「大相撲クルーズ」が12日、横浜大さん橋に帰港した。

 力士や親方らが、乗客750人と一緒に食事やイベントを楽しんだほか、西小結の勢(28=伊勢ノ海)はダンスやカラオケパーティーに飛び入り参加するなどして盛り上げた。

 白鵬は「巡業や本場所以上に、お客さんと1番近い距離で接したことが1番良かったし、楽しかった。相撲ファンになってくれるきっかけになったかな。来年もやりたいね」。稀勢の里も「飛鳥2のお酒はおいしかった。次回は強くないと呼んでもらえないと思うので(相撲を)もっと頑張らないとね」と話し、初企画となった大相撲クルーズの継続を望んだ。