大相撲初場所の新弟子検査が6日、東京・両国国技館の相撲診療所で行われ、大元貴志(22=入間川)、黒沢勇気(18=入間川)、金森成男(17=入間川)、名和魁志(18=佐渡ケ嶽)、岩崎正也(22=追手風)、宇敷幹也(17=式秀)、亀岡克成(19=千賀ノ浦)、斎藤知弥(21=陸奥)、佐藤真彦(17=芝田山)、松島祐太(22=八角)、丸山翔平(18=境川)の11人全員が体格基準(身長167センチ、体重67キロ以上)をクリアした。

 内臓検査の結果を待って、初日の11日に合格者が発表される。177センチ、143キロの大元は立命大相撲部出身。2年時に西日本学生個人体重別135キロ以上の部で2位に入った経歴を持つ。「あこがれは、同じ突き押しの入間川親方(元関脇栃司)。行けるところまで行きたい」と出世を誓った。