2階級降格処分で委員から年寄となった尾車親方は2日、「厳粛に受け止めます」と頭を下げた。元若麒麟については「一番厳しい除名もあり得ると思っていました」。退職金が支払われる処分に「私から辞退を勧めることはない。あとは本人の考え方だと思います」と話した。まだ接見できずにいる元弟子に向け「自分が罪を受ければいいというものではなく、どれだけの人に迷惑を掛けたか、自分に何ができるかを考えるように話をしたい」と厳しい口調だった。