大相撲夏巡業が7日、福島県須賀川市(須賀川アリーナ)で始まり、両横綱が朝げいこで対照的なスタートを切った。朝青龍(28=高砂)はぶつかりげいこで土佐豊に胸を出したものの、土俵上にいたのはわずか6分ほど。「少しずつ調子を上げてね。いきなりやると結果が出ないから」と不機嫌そうに話した。一方の名古屋場所で優勝した白鵬(24=宮城野)は平幕力士を相手に申し合いを行い13連勝。特に豪快な呼び戻しで勝った嘉風との一番を振り返り「自分ができる技。本場所でも使いたいね」と充実の表情だった。