玉ノ井親方(元関脇栃東)が、故郷相馬市に最後の錦を飾った。9月3日に65歳の誕生日を迎え、角界を定年退職。「ありがとう玉ノ井親方!!」と銘打たれ、同市で38年ぶりに行われた巡業に「こういう形で花道をつくってもらって、こんなに幸せなことはない」と笑顔を浮かべた。また次男の栃東親方(元大関)も「悪天候の中、多くの方に集まっていただいてよかった」と話した。