元横綱朝青龍関(29)が10月3日の引退相撲(東京・両国国技館)のあいさつ回りなどのために23日、モンゴルから来日した。現在の体調を聞かれると「やせた?

 変わってない。146キロぐらい。でもモンゴルでは秋は馬乳酒を飲んじゃうから」と、少しバツが悪そうに話した。

 現役時代最後の土俵となった初場所前の番付発表時は150キロ。体重の変動はあまりないが、トレーニング量は落ちているため、筋肉が落ち、脂肪が増えている感は否めない。帰国していた間に、相撲界は激変。だが理事長の交代も、賜杯が授与されなかったことも初めて知った様子。協会が広報部長補佐を公募することに「一般人じゃ右も左も分からない。けいこをよく見る、相撲に詳しい人が必要」と物申した。最後は「とにかくスシが食いたい」と、高級車に乗り込んだ。