大相撲名古屋場所で引退した元大関魁皇の浅香山親方(39)が、親方として日本相撲協会の初仕事をこなした。6日、東京・両国国技館で行われた進級試験に指導普及部の一員として参加。実技で一定の成績を収めた小中学生ら一般参加者に、新たな級や段が与えられるもので、同親方は審判などを務めた。「こういうものがあること自体知らなかった。初めてのことだらけだけど、少しでも普及していきたい」と話し、サインに笑顔で応じていた。唯一、浴衣での参加には「既製品のスーツはあったけど太ももとかが合わない。そのうちやせてくれば、ちょうどいいサイズになるはず」と、苦笑いしていた。